『「新」怪奇現象41の真相』

ASIOS

『「新」怪奇現象41の真相』

彩図社 12月24日発売 842円

 ASIOSの新刊です。まだまだネタは尽きないですね。

 今回は最初からコンビニ売りになりますので、初版部数も多いです。値段もこれまでのシリーズより若干安く、お求めやすくなっております。

 目次 (カッコ内は執筆者)

第一章 世界を騒然とさせた「怪奇・超常現象」の真相

夢に現れる謎の男「THIS MAN」(本城)

ボリビアの怪人「シャドーマン」(横山)

マヤのピラミッドから伸びる光の柱(本城)

ウィツタブルのポルターガイスト(本城)

宮殿に現れた悪霊「グレイ・レディ」(本城)

警察官を襲う森の精霊「ノーム」(本城)

アポカリプティック・サウンドの謎(本城)

アルゼンチン「幽霊ブランコ」の怪(若島)

第二章 宇宙からの来訪者「UFO事件」の真相その1

黒騎士の衛星は実在するか?(寺薗)

「バナナTV」のUFOは本物か?(秋月)

地球製UFO「TR‐3B」の墜落写真(蒲田)

エルサレムのUFOビデオ(皆神)

大空を飛ぶ「不定形UFO」の正体は?(秋月)

ボイド・ブッシュマンの死の告白(加門)

第三章 人類の未来を見通す「大予言」の真相

世界情勢を予言する「イルミナティ・カード」(山本)

イルカの大量座礁死は大地震の前兆か?(山本)

ネットに広まる「ヒトラーの予言」(山本)

ゲリー・ボーネルの予言(山本)

ブルガリアの予言者「ババ・ヴァンガ」(羽仁)

タイタニック号沈没を予言していた小説(山本)

第四章 宇宙からの来訪者「UFO事件」の真相その2

太陽から給油する超巨大UFO(寺薗)

喜望峰に現れた空飛ぶ円盤の写真(本城)

タリバンを攻撃するUFO型戦闘機(羽仁)

ロズウェル・スライド」の正体(蒲田)

実在した!? アメリカ空軍UFO調査機関(秋月)

パスカグーラUFOアブダクション事件(加門)

第五章 未知の怪生物と遭遇「UMA事件」の真相

コロラドの「スカイ・クリッター」(本城)

未知の巨大地底生物「トレマーズの死骸」(横山)

謎のミイラ「アタカマ・ヒューマノイド」(本城)

「遠野のカッパ伝説」の真相(皆神)

大発見! 人魚伝説の新たな真実(皆神)

海岸に打ち上げられたドラゴンの死骸(横山)

ウィンダミア湖の怪獣「ボウネッシー」(横山)

超巨大アナコンダとタコ宇宙起源説(横山)

第六章 歴史を変える大発見!?「超古代文明」の真相

ドワーフの都市マクハニックは実在する?(本城)

マンチェスター博物館の動くエジプト像(皆神)

太陽系を司る!? ニネヴェ定数の謎(山本)

死の連鎖が続く「アイスマンの呪い」(ナカイ)

聖徳太子の地球儀」はオーパーツか?(藤野)

ドイツ・ボンの錆びない鉄柱(原田)

伊勢神宮の神鏡にヘブライ文字がある?(藤野)

 ご覧の通り、僕が担当したのは「イルミナティ・カード」「イルカの大量座礁死」「ヒトラーの予言」「ゲリー・ボーネル」「タイタニック号沈没を予言していた小説」「ニネヴェ定数」です。

イルミナティ・カード」については、このブログでも何度も取り上げたし、別の本でも紹介したんですが、まだ真相を知らない人が多いんじゃないかと考え、もういっぺん取り上げることにしました。これ、単なる珍説というだけじゃなく、スティーブ・ジャクソン・ゲームズに対する誹謗中傷ですからね。デマを根絶するために、何度でも事実関係を説明しておく必要があると思いました。

タイタニック号沈没を予言していた小説」は、2年前に同人誌に書いたネタを書き直したものです。

ヒトラーの予言」は、五島勉氏の創作だってことが知られていないまま、事実であるかのように拡散してるんですよね。やっぱり誰かが真相を書いておくべきかと思いました。

 あと、ゲリー・ボーネル。何であんなに盛大に予言をはずしてきた人物がいまだに信じられているんでしょうか? 不思議でなりません。

「ニネヴェ定数」は前に志水一夫氏が『トンデモ超常現象99の真相』で取り上げていましたが、ツッコミ方が不十分だったので、今回は徹底的に書き直しました。なぜ「「195兆9552億」などという数字が誤訳によって生まれたのか、なぜそれが特別な数字に見えるのか、これを読めばすっきりすると思います。