我が家の『鬼滅の刃』対策とは

 今朝のニュースショーで大ヒットしてる『鬼滅の刃』を子供に見せるどうか、というのをやっていた。人が死ぬシーンがしょっちゅう出てくるから、教育上よくないのではないか、というのだ。

 昔からある議論だよね。僕の若い頃は『北斗の拳』をめぐる議論が多かった。悪党どもが「たわば」とか「あわびゅ」とか叫んで爆死するというやつ。えらく流行ったなあ。僕もその頃は雑誌『ファンロード』でさんざん遊びまくったものだ。ちなみに僕の小説修業は『ファンロード』の投稿で鍛えられたものだ(笑)。

 美月が小さかったころ、僕は小説ある失敗をした。小さい頃から怪獣に慣れさせようと、ビデオで『ジュラシック・パーク』を見せたのである。これか失敗だった。なんと美月はティラノサウルスが人間を食う場面がトラウマになり、怪獣が嫌いになってしまったのだ(笑)。今になっては、娘もティラノサウルスを怖がることはなくなっていたのだが、『ジュラシック・パーク』はまだ見てない。でも、恐竜形メカの出てくる戦隊ヒーローはよく見るね。三年ぐらい前には『キョウリュウジャー』をよく見てた(笑)。

 だから自分の子供たちをオタクに育てたい人は、怖いビデオには注意する必要がある。子供に怖い映像を見せないように。もちろん『恐竜百万年』のアロサウルスなんてもってのほか! ゴジラみたいにあんまり大きすぎる怪獣は怖くないのかもしれない。『シンドバット七回目の航海』のサイクロプスのように、中途半端に巨大な怪獣が怖い。あるいは『タイタンの戦い』のメデューサとか、『放射能X』の巨大アリとかね。そんなに巨大じゃなくても『顔のない悪魔』なんて気色悪くてすげえ怖いよ!

 というわけで、怪獣ものを子供に教えようと思いついた人は、もう子供が少し大きくなるまで待とうね!