バレンタインデーにビデオ上映会

 バレンタインデーに僕の友人の鋼鉄サンボくんて蒼龍くんを呼んで、ビデオ上映会を開いた。

『眼下の敵』。これは潜水艦と駆逐艦の戦いを描いた戦争映画の傑作。『ローレライ』を見終わった直後に、怒りを鎮める目的でこの映画を二回続けて見たというのは僕の実話(笑)。この名作から何も学ばずに潜水艦映画二度と作るなと言いたい。「いや、投げるね」という台詞には涙する。

『地獄の天使』。あの飛行機好きの大富豪ハワード・ヒューズが巨費をかけて制作した第二次世界大戦前の作品。話はかったるいけど、飛行機好きなら見て損はない映画。マジで機関銃を打ち合っているのに驚愕。すげえよ!

『怪獣ゴルゴ』。1961年のイギリス映画。『ゴジラ』の影響がストレートに現れている。しかし、ロンドンを盛大に破壊するシーンはけっこうすごい。

『黒い蠍』。1957年のアメリカ映画。巨大なサソリの群れが大暴れする。向こうの怪獣映画で、戦車が怪獣相手に格闘戦を挑むなんて貴重かも。

『悪魔の人形』。1936年のアメリカ映画。監督は『フリークス』のトッド・ブラウニング。この時代にこんな合成がどうやったらできたのか昔から疑問。

 

 時間が少し余ったので『新ミステリー・ゾーン』はまたの機会に。これも「モンスター!」というエピソードが傑作なんだけどね。特に「冷たい方程式」は名作だからぜひ見て欲しい!

 鋼鉄サンボくんや蒼龍くんからは貴重なプレゼントを貰った。ひらかたパークで開かれた「特撮のDNA」というイベントのパンフレットだ。ああ、いいなあ。僕も脳梗塞になる前によくこういうイベントに通ったものだった。こうした楽しみが失われてしまったことに嘆くしかない。健康な自分に酔いしれる人々よ、今の喜びを味わっておきなさい。

 そうそう、バレンタインデーということで妻からチョコレートをプレゼントされた。今年のチョコレートはガンダムのチョコだった。ありがとう真奈美。