『地球移動作戦』と『謎解き古代文明』

『地球移動作戦』文庫版(上下巻)が発売になります。  ご覧のように、表紙はマイカ(上巻)と魅波(下巻)です。やっぱり鷲尾直広さんのイラストは素敵ですね。僕が意図した「ちょっとレトロだけどかっこいい未来」というコンセプトを、しっかり理解してくださってます。  この機会に自分のHPのストーリー解説ページを書き直しました。どんな話なのか知りたいという方は、目を通してみてください。 地球移動作戦 http://homepage3.nifty.com/hirorin/earthshift00.htm  前にも書きましたが、この本の印税はすべて東日本大震災の被災者のために寄付いたします。みなさんに買っていただいて、増刷がかかれば、それだけ寄付金額も増えます。ご協力をお願いいたします。  上下巻とも660円(+税)。5月上旬発売予定。早いところではもう書店に並んでるかもしれません。  同時期にASIOSの新刊も発売されます。 謎解き古代文明 彩図社 1429円+税  タイトル通り、古代文明の謎を一挙に解明してしまおうという本です。ナスカ地上絵、サンダルで踏まれた三葉虫、クリスタル・スカル、ノアの箱舟、ピラミッド、ムー大陸モーゼの墓といった定番のネタから、アダムの橋、ネブラ・ディスク、中国・明代のスイス製腕時計、サラマンカ大聖堂の宇宙飛行士といった最近のネタまでいろいろ。ネブラ・ディスクって僕も初めて知りました。  詳しいラインナップと各項目の執筆者は、ASIOSの公式ブログを参照してください。僕が担当したのは「ノアの箱舟」と「レイライン」。「ノアの箱舟」は前に『トンデモ超常現象99の真相』でも取り上げたことがありましたが、説明不足の点や間違っていた点があったので、今回、最新の情報を取り入れて徹底的に書き直しました。 ASIOSの新刊『謎解き古代文明』が出ます。 http://asios-blog.seesaa.net/article/197442218.html  例によってオカルト・マニアの方々の夢を壊してしまうような話ばかりなんですが(笑)、真相を知ると「そうだったのか!」と驚き、感動することも多いです。「サラマンカ大聖堂の宇宙飛行士」や「チャーチワード=日本人説」の真相などは、バカバカしすぎて傑作です。  ラストの「皆神山ピラミッド」は、当時、騒動に深く関わった皆神龍太郎氏(実はペンネームはここから来てます)による執筆。意外すぎる真相に唖然となってください。  5月6日より全国発売。関東の一部書店ではすでに発売されています。