2020-01-01から1年間の記事一覧

『相棒』ですげえトリック

僕の最近のお気に入りは再放送の『相棒』である。今日のスペシャル「穢れある悪戯 身代金五億円をバラまけ!」には驚嘆した。トリック自体がすごかったわけではない。ストーリーのもっていき方がすごかったのだ。 犯人はラストで杉下右京にトリックを見破ら…

我が家のメリークリスマス

今週はクリスマス。ちょっとこの際、我が山本家のクリスマスについて語って見ようと思う。 まずクリスマスケーキについて。そんじょそこらのケーキといっしょにしないでほしい。妻のお手製のケーキ、それもティラミスがたっぷり入ったケーキなのだ! 娘の美…

ガンダムを動かせ!

最近、僕がテレビで見た面白い番組はNHKの『ガンダムを動かせ!』だった。ガンダムと言ってもアニメじゃない。本物のガンダムと同じ全長のマシンで歩き回るんだから! 今回はそんな無茶苦茶なプロジェクトで、それでもガンダムが大好きな人たちが集結。自分…

持つべきものは友達だ(これで今年はおしまい)

先日、旧友の鋼鉄サンボくんや蒼龍くんを交えては久しぶりに我が家でビデオ上映回をやった。 もちろん最初は『ミステリー・ゾーン』だ! 今回は第三シーズンの「消えた少女」だ。リチャード・マシスンの脚本だから冴えてる。ろくに特撮使わなくてもいいドラ…

新連載『第三帝国の残影』

ええと、前にカクヨムで連載してた『地平線から来た少年』に代わって、また新連載をはじめます。やはり『ティム』シリーズで、今回のタイトルは『第三帝国の残影』です。前回は古代の邪神ニャーマトゥが復活するという話でしたが、今回はナチスの残党が登場…

『高校生クイズ2020』

昨夜はえらい番組を見てしまった。『高校生クイズ2020』というすごく面白い番組だ。 クイズといってもそんじょそこらのクイズじゃない。これまでにあったクイズ番組にまるで違うのだ。たとえば最初の問題はこんなふうな感じ。「ニューヨークの自由の女神像が…

『浦沢直樹の漫勉NEО』惣領冬美の回

この回にすごかった。僕も昔はマンガを描いてたんだけど、惣領さんの絵には本当にやられた。だって下絵でもみんなミリペンで描いちゃうんだよ! しかもそれが中世ヨーロッパのすごい絵なの! どうしてこんな絵が描けるのかなあ。僕も同人誌のイラストを描い…

『地平線から来た少年』完結!

さあこれでお終いだあ! これまでずっとカクヨムで連載していた【ティム】シリーズ第一作『地平線から来た少年』がついに完結しました。まだ部分的に直さなければならない点は多数あるのだが、これまでに書いてきた部分は大きな手直しは必要ないだろう。ああ…

「と学会」とは何だったのか?

これまで僕の家に頻繁に訪れているケアマネの先生に、「と学会とは何のことなんでしょうか」と尋ねられて困った。これまで僕の仕事についていろいろ聞かれたのに、そういう基本的なことを説明することを忘れていた。 いちおうは「トンデモ本を研究するための…

『昔話法廷』「舌切りすずめ」裁判

前にも紹介した『昔話法廷』、今日の裁判は「舌切りすずめ」裁判だった。最初に舌をちょんぎられたすずめが、それを恨みに思い、お婆さんに毒蛇の入った大きなつづらを持たせようとするのだ。 しかし、いきなりぶっ飛んだ。 「大きなつづらからは、すずめの…

僕はおしっこを漏らす

最近、僕は、ちょくちょく小便を漏らす。今は常に薄型のおむつを身につけ(正確には妻に身につけさせてもらい)、重大な悲劇はなくなったのだが、それでも苦労は絶えない。 よく気になるのが、夜明け前の小便だ。そんな時はトイレに行きたいのだが、どうしても…

『妖魔夜行』のいろいろ・その二

もう少し『妖魔夜行』の話。 これはちょくちょく話してるけど、『妖魔夜行』のキャラクター名は僕が好きだったテレビアニメ『アイドル天使ようこそようこ』をもじっている。かなたのフルネームの「井神かなた」は、タヌキだから「た」を抜いてアナグラムする…

『妖魔夜行 私は十代の蜘蛛女だった』

最近、昔の著作を読み返しているという話は前にもしたと思う。今回は『妖魔夜行 私は十代の蜘蛛女だった』を二十数年ぶりに読み返した。いやー、これは面白いわ(笑)。 もともと『妖魔夜行』ってホラーでシリアスな話が多かったんだけど 、この『私は十代の…

『フリーター、家を買う』最終回

前から注目していた『フリーター、家を買う』の再放送が今日で最終回だった。 いやー、いいドラマだった。主人公もお母さんもお父さんも長女も、会社の同僚もみんないい人! 悪い奴は悪質な霊感商法でお母さんの金を巻き上げていた奴ぐらいのもの。僕も死ん…

『魔女見習いをさがして』

昨日は久しぶりに映画を見に行ってきた。『魔女見習いをさがして』。現代が舞台のアニメ作品である。 そもそも、『おジャ魔女どれみ』というアニメを見ていないことには話がはじまらない(笑)。これは前世紀の暮れあたりに放映開始されていた人気アニメであ…

我が家の『鬼滅の刃』対策とは

今朝のニュースショーで大ヒットしてる『鬼滅の刃』を子供に見せるどうか、というのをやっていた。人が死ぬシーンがしょっちゅう出てくるから、教育上よくないのではないか、というのだ。 昔からある議論だよね。僕の若い頃は『北斗の拳』をめぐる議論が多か…

再放送で『フリーター、家を買う』に注目

この前から関西地方の再放送で『フリーター、家を買う』がはじまってる。実は『図書館戦争』とか『阪神電車』とか『三匹のおっさん』とか『県庁おもてなし課』とか有川さんの原作を書いた作品はけっこう読んでいるのだが、『フリーター、家を買う』だけは読…

『妖魔夜行 戦慄のミレニアム』

最近、自作の小説を読み返すということをやっている。今回は『妖魔夜行 戦慄のミレニアム』。今から二十年前に書いた作品だ。 すごく手間のかかった作品だった。だって敵が「神」だもんね。たとえ話じゃなくて文字通りの神! これはすごい! もちろん下調べ…

『昔話法廷』「白雪姫」裁判

NHKでやってる『昔話法廷』という番組が面白い。これまで、『三匹の子豚』とか『ヘンゼルとグレーテル』とか『ブレーメンの音楽隊』とか『浦島太郎』とか『猿蟹合戦』とか、有名な昔話を裁判にかけ、誰が有罪か無罪かを視聴者に考えさせるという番組。どの答…

「ユーフォー」と呼んでいるのは日本人だけ

この前の『超常ファイル』でUFОの話をやってたけど、今やユーエフオーを「ユーフォー」なんて発音してるのは日本人だけらしい。いや、欧米にも一時期そういう呼び方もあったらしいんだけど、じきに流行らなくなった。今は「ユーエフオー」という呼び方が普通…

『シベールの日曜日』

最近、自分の書いた作品を読み直すことが多い。今、読み返しているのは、『トワイライト・テールズ』に収録した『怪獣神様』である。僕はこの作品を書く前に、「平成版の『怪獣使いと少年』」または「怪獣版の『シベールの日曜日』」にしようと目論んだ。ま…

ASIOSの新刊『超能力事件クロニクル』

ASIOSの新刊が出ている。『超能力事件クロニクル』。今回も僕の新作原稿はないけど、内容は思い切り濃い! エドガー・ケイシーとかノストラダムスとかユリ・ゲラーとかサイ・ババとか、誰でも知ってる有名人から、三田光一とかジーン・ディクソンとかピータ…

昨日の『漫勉ネオ』は星野之宣が出てた

やはり今の日本の漫画界について語るなら、『漫勉ネオ』は欠かせないと思う。単に漫画の話をするんじゃなく、漫画家がそのテクニックのすべてをつぎ込んだ漫画を、ごく短時間で描き上げるのだ。僕らのような漫画の素人にとっては、奇跡を見ているようである…

『しろばこ』は毎週見るべし!

この一週間で僕が楽しみにしているアニメが『しろばこ』である(毎週のようにこのタイトルを難しいローマ字読みにするのが面倒くさいので、分かりやすく『しろばこ』と 書かせていただく) 数年前に深夜アニメとして放映されていた作品だが、それをこんな風に…

美少女はいくらいたぶってもかまわない(もちろん、フィクションでだけど)

脳梗塞のせいで、あまり最近の小説は読まない僕だけど、つい最近、すごく面白い小説を読んだのでその話をしたい。 『小学生刑事』! 作者の方は以前からの知り合いなんだけど、この作品ではペンネームを使っていて本名を隠している。だもんで、僕も正体をば…

久しぶりに面白かった『ねほりんぱほりん』

久しぶりに『ねほりんぱほりん』が面白かったのでヨイショしておく。 今回のテーマは「同人漫画家」。僕は漫画は描かないけども、いろんな同人誌を出しまくっていて、同人歴はけっこう長い。前から何度もネタにしている『チャリス・イン・ハザード』にしても…

『インディアナポリス問題』大事なこと

以下は『トンデモ本の世界・日本のタフー編』からの引用である。 あとがき 無知が差別を生む SF作家・と学会会長 山本弘 二〇一三年五月上旬、東京都中央卸売市場食肉市場ビルにある「お肉の情報館」を見学してきた。JR品川駅から徒歩五分ぐらい。交通の…

『テネット』見てきた・面白かった!

上映中の映画『テネット』を見てきた。 クリストファー・ノーラン監督の映画で最初に見たのは『メメント』。あれもずいぶんと思考力を要求された映画で、僕は頭がウニになりそうな気がしたもんだけど、今回の『テネット』はそれ以上に難解。時間が逆に進むだ…

インディアナポリス問題・こんなに恐ろしい問題

僕と早川書房の話し合いは長く続いた。とにかく早川書房の頑固さには骨が折れた。こっちは何回も何回もおなじ主張を繰り返さなくてはならない。 彼らの主張も同じだ。「これは差別で言っているのではないのです」……何回リピートされたかなこの説明。耳に胼胝…

『インディペンデンス』と『インディアナポリス』

前に間違ったことを書いたのでそれを訂正したい。間違って『インディペンデンス問題』と問題と書いてしまったがこれは『インディアナポリス』の間違い。こんな大きなミスをやらかすなんて恥ずかしい。 改めて『インディアナポリス問題』の語源である僕の小説…