持つべきものは友達だ(これで今年はおしまい)

 先日、旧友の鋼鉄サンボくんや蒼龍くんを交えては久しぶりに我が家でビデオ上映回をやった。

 もちろん最初は『ミステリー・ゾーン』だ! 今回は第三シーズンの「消えた少女」だ。リチャード・マシスンの脚本だから冴えてる。ろくに特撮使わなくてもいいドラマは作れるという証拠だろう。

 次に四九年の映画『猿人ジョー・ヤング』。これも傑作! 以前に『あなたの知らない「レトロ特撮」の素晴らしき世界』で取り上げたことがあるけど、特にラストの孤児院の火事のシーンなどは見たことのない人には「ちゃんと見てくれ!」とお願いしたい出来。見たことのない特撮マニアは絶対に損をしてる! 特技監督レイ・ハリーハウゼン出世作なんだから!

 次の映画は一九四十年の『同志X』。これも『あなたの知らない「レトロ特撮」の素早らしき世界』で取り上げたけど、何十台もの戦車が超信地旋回するミニチュア特撮シーンで仰天する。こんなの他の映画じゃ見たことない!

 最後はアニメ。『おねがい♪マイメロディ』の「お母さんに会えたらイイナ!」と「ジャングルで会えたらイイナ!」の二本。いやあ、好きだったんだよね『マイメロ』。特にこのエピソードは真菜が女ターザンになる話だから(笑)。あっと、「お母さんに会えたらイイナ」も泣かせる話なんでおすすめかな。

 これが素晴らしすぎるんで、今やってる『ミュークル・ドリーミー』なんてぜんぜんのレない(笑)。やっぱりギャグアニメにはノリが大切だと思う。