2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『妖魔夜行』のいろいろ・その二

もう少し『妖魔夜行』の話。 これはちょくちょく話してるけど、『妖魔夜行』のキャラクター名は僕が好きだったテレビアニメ『アイドル天使ようこそようこ』をもじっている。かなたのフルネームの「井神かなた」は、タヌキだから「た」を抜いてアナグラムする…

『妖魔夜行 私は十代の蜘蛛女だった』

最近、昔の著作を読み返しているという話は前にもしたと思う。今回は『妖魔夜行 私は十代の蜘蛛女だった』を二十数年ぶりに読み返した。いやー、これは面白いわ(笑)。 もともと『妖魔夜行』ってホラーでシリアスな話が多かったんだけど 、この『私は十代の…

『フリーター、家を買う』最終回

前から注目していた『フリーター、家を買う』の再放送が今日で最終回だった。 いやー、いいドラマだった。主人公もお母さんもお父さんも長女も、会社の同僚もみんないい人! 悪い奴は悪質な霊感商法でお母さんの金を巻き上げていた奴ぐらいのもの。僕も死ん…

『魔女見習いをさがして』

昨日は久しぶりに映画を見に行ってきた。『魔女見習いをさがして』。現代が舞台のアニメ作品である。 そもそも、『おジャ魔女どれみ』というアニメを見ていないことには話がはじまらない(笑)。これは前世紀の暮れあたりに放映開始されていた人気アニメであ…

我が家の『鬼滅の刃』対策とは

今朝のニュースショーで大ヒットしてる『鬼滅の刃』を子供に見せるどうか、というのをやっていた。人が死ぬシーンがしょっちゅう出てくるから、教育上よくないのではないか、というのだ。 昔からある議論だよね。僕の若い頃は『北斗の拳』をめぐる議論が多か…

再放送で『フリーター、家を買う』に注目

この前から関西地方の再放送で『フリーター、家を買う』がはじまってる。実は『図書館戦争』とか『阪神電車』とか『三匹のおっさん』とか『県庁おもてなし課』とか有川さんの原作を書いた作品はけっこう読んでいるのだが、『フリーター、家を買う』だけは読…

『妖魔夜行 戦慄のミレニアム』

最近、自作の小説を読み返すということをやっている。今回は『妖魔夜行 戦慄のミレニアム』。今から二十年前に書いた作品だ。 すごく手間のかかった作品だった。だって敵が「神」だもんね。たとえ話じゃなくて文字通りの神! これはすごい! もちろん下調べ…

『昔話法廷』「白雪姫」裁判

NHKでやってる『昔話法廷』という番組が面白い。これまで、『三匹の子豚』とか『ヘンゼルとグレーテル』とか『ブレーメンの音楽隊』とか『浦島太郎』とか『猿蟹合戦』とか、有名な昔話を裁判にかけ、誰が有罪か無罪かを視聴者に考えさせるという番組。どの答…

「ユーフォー」と呼んでいるのは日本人だけ

この前の『超常ファイル』でUFОの話をやってたけど、今やユーエフオーを「ユーフォー」なんて発音してるのは日本人だけらしい。いや、欧米にも一時期そういう呼び方もあったらしいんだけど、じきに流行らなくなった。今は「ユーエフオー」という呼び方が普通…

『シベールの日曜日』

最近、自分の書いた作品を読み直すことが多い。今、読み返しているのは、『トワイライト・テールズ』に収録した『怪獣神様』である。僕はこの作品を書く前に、「平成版の『怪獣使いと少年』」または「怪獣版の『シベールの日曜日』」にしようと目論んだ。ま…