あなたの知らないマイナー特撮の世界・特別版
山本弘のSF秘密基地LIVE#46
あなたの知らないマイナー特撮の世界・特別版
これまで多くの知られざる特撮作品を紹介してきた「山本弘のSF秘密基地LIVE」。
今回はその総決算の意味で、1930〜40年代のホラー映画、SF映画、ディザスター映画の中から、選りすぐった素晴らしい特撮シーンを紹介いたします。
アナログな手法を駆使したミニチュア特撮や合成カットの数々は、CGが当たり前になった現代の目で見ると、逆に驚きの連続!
昔の特撮マンたちの職人芸を、たっぷりご堪能ください。
[出演] 山本弘
[日時] 2015年5月29日(金) 開場・19:00 開始・19:30
[会場] なんば紅鶴
(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F / Tel. 06-6643-5159)
南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有
[料金] 1500円
(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)
ご予約はこちらへ。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=89380574
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以前から古いホラー映画やディザスター映画の特撮シーンに興味があって、いろいろ集めていたので、それをまとめてお目にかけることにしました。今ではパブリックドメインになっているクラシックな作品ばかりですが、特撮は今見てもほんとに素晴らしいです。むしろCGやデジタル合成なんかなかった時代、よくこんなもの作れたなと感心する映像ばかり。
あと、この企画、新連載の『怪奇探偵リジー&クリスタル』ともリンクしてます。というのも、6月発売の号に乗る第二話が、まさに30年代のユニバーサル映画を題材にしていて、特殊効果マンのジョン・P・フルトンとかが出てくるんです。この機会に、フルトンってどんなにすごい人だったかを語りたいんですよね。
いちばん有名なのは1956年の『十戒』の紅海がまっぷたつに割れるシーン(アカデミー特殊効果賞受賞)ですけど、フルトンはそれ以前からいろんな映画の特撮シーンを手がけてたんです。『フランケンシュタインの花嫁』とか『逃走迷路』とかの合成は、ため息が出るほど素晴らしいです。
もちろん、フルトン以外の人が手がけた特撮シーンもいろいろ紹介します。お楽しみに。