また持つべきものは友人だ!

 僕が友人とよく話すのは特撮ものやアニメの話である。特によく話すのは、友人の鋼鉄サンボくんと蒼龍くんだ。二人とも特撮ヒーローものが大好きで、そのうえに僕の小説の大ファンなので、よく話が合うのである。

 真っ先にはじめたのは珍しいDVDの観賞会である。たとえば日本トンデモ本大賞のDVである。あれは十年ぐらい続いたので、正確に何年か前は言えないのだが、開田裕治夫妻が参加していることから、だいたいの日付は分かると思う。仮面ライダー響鬼の話題がでて来ることかはおぼろげ察することができる。

 明木先生は中国語講座はいつ聞いても勉強になる。

 その後には例によくって『ミステリー・ゾーン』の話題。『おばあちゃん』はクトゥルフ神話を取り入れた力作。こういう作品ではクトゥルフという単語が出てくるのは珍しいる。『意識の空白』はこの時代にはここまでSFをやるということを評価すべきかと思う。『特殊音響効果』は文句なしに笑える。

『宇宙の法則』は名作『冷たい方程式』をリアルにドラマ化。

 

 あと『武田人形座の世界』もしばらく視聴者する。『空中都市008』も珍しかったので二人とも見ていたな

『大豆田とわ子と三人の元夫』

 今期のコメディでダントツで面白い! とにかく台詞がいちいち楽しくて笑えちゃう。しかもわざとらしくなくて、ありそうにない設定に逃げようとしない。だから安心して見られる。同じフジテレビのコメディでも『レンアイ漫画家』とはえらい違いだ(笑)。

 しかも三人の元夫が離婚したそれぞれに笑えるんだ。しかも三人と離婚した後で、とわ子はそれぞれと付き合っており、夫たちのほうでもとわ子と笑いつつ付き合っている。なんか理想の関係という感じ(笑)。

 これからしばらくは火曜の夜が楽しみだ。

『同期のサクラ』

 今ちょっと夢中になって見ている再放送番組。あるところに勢ぞろいした新入社員たち。彼らのそれぞれの夢や希望を語っていくのだが、一人の変わった女の子サクラに影響を及ぼされている。

 そしてサクラを中心とした感動的な話が展開するのだが、これが泣けるのだ。よくあるお涙頂戴ものと違い、ごく自然に泣けるのだ。

 この番組は最後まで見るべきか。

『ゴジラSP〈シンギュラポイント〉』

 この作品が最近は気になっている。ジェットジャガーが出るというので見始めたのだが、それ以外にも注目すべき点があるのに気になったのだ。

 たとえば第二話に登場したケツアルコアトリスのような飛行怪獣が『ラドン』と呼ばれていること。この分からすると、すべての怪獣の名前を最初から付けたのだろうか。じゃあ次の怪獣は蛾の幼虫から名付けられた『モスラ』だろうか。その次は植物が突然変異した『ビオランテ』か。

 さあこれからどんなストーリーが展開するんだろうか。興味津々である。

なぜか今時『テニミュ』

 うちの娘がどういうわけか今頃になって、『テニミュ』にハマっている。知らない人のために言っておくが、『テニスの王子様』のミュージカル版である。

 しかし娘は『テニスの王子様』を(原作コミックもアニメ版)知らない。まったくの初心者だ。かく言う僕も『テニスの王子様』は知らない。もちろん妻もである。つまり僕たちは『テニスの王子様』という作品をまったく知らないわけなのだ。

 だけども特に悩んでいることはない。『テニスの王子様』を知らなくても支障はない。どっちみちとっくに終わってる作品だしね。

 ところで『テニミュ』をはじめて見たけど、割と面白いな。これなら娘と一緒に楽しんでもいいかもしれない。

『昔話法廷』桃太郎裁判

 これまでの僕がさんざんネタにしてきたんだけど、今回の『桃太郎』裁判は飛び切りのヤバいネタを出してきた。すごいね。鬼ヶ島の鬼が差別されている少数民族だというのは、ある意味で想定内だったんだけど、今回はそこにとどまらない。なんと黒人差別やら有色人種差別やらいろんな問題に切り込んできた!

 うわあ、NHKは容赦ないぞ! しかもこの世界でSNSなんかもあるらしい。桃太郎もネットで攻撃されてひどい目にあったらしい。生まれが特殊なもんで「お前こそ鬼じゃ

ね」とか言われてたらしい。

 考えているうちに、僕は自然に鬼に同情するようになってきた。まあ、これが人間のメタファーである以上は、下手に黒人などを扱わないのはわかるんだが。

 しかし、さすがNHK。強気の番組を作るな。