『料理を作るように』を読んだ人が!
以前から僕の『料理を作るように小説を書こう』という本に読者がいるらしいことは触れていたのだが、それが身近な人であることが明らかになった。僕が治療のために通っている近所の医院の関係者である。本名は迷惑がかかるかもしれないのでバラすのは控えるが、よく僕の家の近所に顔を出しているし、僕の家にまで送り迎えをしてくれる。
興味深いのは、彼が『料理を作るように小説を書こう』の内容に刺激されて、自分でも小説を書き始めたということだ。これはすごく意欲が湧いてくる。僕の小説を読んで(特BISビブリオバトル部』がお気に入りらしい)自分でも書いてみようと思い立ったらしい。今はカクヨムに書いているらしい。
『料理を作るように』を読んで、実際に一人でも小説を書く人が現れた。……それを知っただけでも、あれを書いたことが無駄ではなかったと思う。
『料理を作るように小説を書こう』の中国語版が出るよー
先日、日本語版がでたばかりだというのに、今度は『料理を作るように小説を書こう』の中国語版が出ることが決まった。
驚くような話ではない。実はこれまでの僕の小説はさんざん他国語の言語に翻訳されてきたからだ。たとえば『アイの物語』や『MM9』は英語版と中国語版が出ている。『去年はいい年になるだろう』も中国語版、『BISビブリオバトル部』も確か韓国語が出てた思う。
このうち中国語版が面白い。「ショタコン」を中国語版で何と書くのかを教わったし(笑)。
これから訳される『料理を作るように小説を書こう』も、どういう風に訳されるのか興味津々である。『サーラの冒険』の五巻のあのシーンなんかどうするのかね(笑)。それと僕の作品じゃないけど『内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎』(だっぽん)とか『ミカドロイド』の話なんかもしてるんですけど。