『料理を作るように』を読んだ人が!

 以前から僕の『料理を作るように小説を書こう』という本に読者がいるらしいことは触れていたのだが、それが身近な人であることが明らかになった。僕が治療のために通っている近所の医院の関係者である。本名は迷惑がかかるかもしれないのでバラすのは控えるが、よく僕の家の近所に顔を出しているし、僕の家にまで送り迎えをしてくれる。

 興味深いのは、彼が『料理を作るように小説を書こう』の内容に刺激されて、自分でも小説を書き始めたということだ。これはすごく意欲が湧いてくる。僕の小説を読んで(特BISビブリオバトル部』がお気に入りらしい)自分でも書いてみようと思い立ったらしい。今はカクヨムに書いているらしい。

 『料理を作るように』を読んで、実際に一人でも小説を書く人が現れた。……それを知っただけでも、あれを書いたことが無駄ではなかったと思う。