『僕の妹は「大阪おかん」』

 最近ちょっとハマってる作品。 http://www.nicovideo.jp/watch/1356079576  第1話を観た勢いで、一気に8話まで観てしまった。手間と予算かけてぐりぐり動き回るアニメももちろんいいけど、こういう最小限の手間で楽しませようというgdgdなアニメもいいよね。毎回変わるEDテーマも楽しみ。  昔あった「オバタリアン」みたいな感じだけど、「妹」にしたことで萌えアニメに……なってんのか?  公式タグが「残念アニメ」だしなあ(笑)。  京都生まれで大阪に20年近く住んでる人間として言わせてもらうと、ここに出てくる「大阪おかん」の特徴の多くは、時代遅れか、誇張されている。「冷コー」という言い方は昔はよく聞いたけど、最近はあまり耳にしない。「豚まん」も551の蓬莱の豚まん限定ではないだろうか。「飴ちゃんあげよか」と言うおばちゃんにも会ったことがない。ましてや「でんがなまんがな」なんて言う女の子はいない(笑)。  そう言えば、『定吉七番の復活』でもネタにされてたけど、最近は関西人も普通に納豆を食べるようになってるな。  つまりここで描かれている「大阪おかん」は、あくまで関東人がイメージする架空の大阪人なんである。だから「大阪人ってこうなんだ」とマジで信じるのも、「大阪をバカにするな!」と怒るのも間違い。ギャグと割り切って見ないと。  阿澄佳奈大阪弁が下手だと言ってる奴がいるけど、これは戯画化された大阪キャラだから、逆にリアルでない方がいいと思うんだよね。 関西出身の白石涼子に兄をやらせるというのも、意図的なキャスティングではないかと思う。  あと、毎回、井口裕香が何の役やるのかも楽しみ。おばちゃんの声とか少年の声とかおっさんの声とか、脇役はみんな井口裕香。『らき☆すた』でも2人いたのに、無茶だ。  やっぱり僕は石舘光太郎作品が好きなんだってことを再確認。『gdgd妖精s』大好きでした。  スタッフの代わった『gdgd妖精s』2期も観てる。特に第5話のタイムマシンの話には仰天した。この適当に作ってるように見えるgdgdな番組で、まさかそんな緻密な伏線が張ってあったとは!(笑)  新番組『直球表題ロボットアニメ』も、予想通り、もろに『gdgd妖精s』で、 「それ、メンタルとタイムの部屋やろ!?」  とかツッコミながら観てる。 ダイサンワの「コマネチ!」には爆笑した。  あー、でもさすがに『バックステージ・アイドル・ストーリー』はついていけませんでした(苦笑)。