韓国系デマ「日本の強姦犯のほとんどは朝鮮人」?
この前、「デマがいっぱい」をアップしたら、ある人から、「『日本のレイプ犯のほとんどは朝鮮人』というデマも取り上げてください」と言われました。しまった、それを忘れてた!
実はしばらく前から、差別問題を扱った本(在日差別だけじゃなく、福島差別とか精神障害者差別とかもひっくるめて)を書こうと思っていて、データをいろいろ集めてたんである。まあ、これから出してくれそうなところを探すんで、いつになるかは分からないけど。
今回はその本のためのネタを少しご紹介。
「日本で起きる強姦事件の犯人のほとんどは朝鮮人」
多くのレイシストが信じている話だが、結論から言うと、これは完全なデマ。
警察庁のデータによると、平成23年、強姦罪で検挙された者は768人。うち外国人35人。その中で韓国・朝鮮籍の者は10人(うち来日韓国・朝鮮人は4人)。つまり全体の1.3%である。
日本の強姦犯の95%は日本人なのだ。
http://www.npa.go.jp/archive/toukei/keiki/h23/h23hanzaitoukei.htm
よく、「在日が事件を起こしても通名でしか報じられない!」と言っている者もいるが、この場合は警察庁のデータなので、報道されたのが本名だろうと通名だろうと関係ない。
念のため、平成14年から10年間の強姦罪での検挙者の統計も見てみよう。(カッコ内は韓国・朝鮮籍の者の人数とパーセンテージ)
平成14年 1355人(18人、1.3%)
平成15年 1342人(18人、1.3%)
平成16年 1107人(8人、0.72%)
平成17年 1074人(10人、0.93%)
平成18年 1058人(8人、0.76%)
平成19年 1013人(9人、0.89%)
平成20人 921人(9人、0.98%)
平成21年 918人(15人、1.6%)
平成22年 803人(15人、1.9%)
平成23年 768人(10人、1.3%)
というわけで、年による変動はあるが、強姦犯の中の韓国・朝鮮籍の者は、年平均12人、全体の1%前後と分かる。これは来日外国人も含めた数字なので、在日韓国・朝鮮人に限定すると、さらに低い。
2ちゃんねるなどでは、よく「朝鮮人による強姦事件はこんなに起きている!」と、事件を列挙している奴がいるが、実は強姦事件全体の1%程度の事件をピックアップして印象操作しているだけなのである。そのトリックにひっかかってしまっている者が多いということだ。
中には「日本に帰化した朝鮮人による犯罪も含めたらもっと多いんじゃないか」と疑う人もいるかもしれないが、統計に出ないのでどれぐらいなのか分からない。しかし、帰化した韓国・朝鮮人の犯罪率が在日韓国・朝鮮人の何倍も多いとは考えにくいので、この数字を大きく上回ることはないのではあるまいか。
これらのデータは、グーグルで「平成●●年の犯罪」と入力すれば即座に出てくるので、誰でもダウンロードできる。お疑いの方はぜひご自分で確認していただきたい。
余談だが、この数字を見て分かるように、日本の強姦事件の数は、平成14〜15年頃をピークに、認知件数、検挙人員ともに減少に向かっており、逆に検挙率は増加している。
強姦だけではない。前にも書いたけど、殺人、強盗、放火、強制わいせつ、誘拐、侵入窃盗、路上犯罪など、あらゆる犯罪が減少しているのだ。