23日(土)ヤマトとミクとオカルトと

 大阪で開かれた第39回日本SF大会1日目。娘ととともに参加。

 会場の表ではロボットの展示と実演をやっていて、娘もちょっとだけ操縦していた。

 いちばん印象的だったのはアート展示室。イラストの他にも模型の展示が多かった。

 高さ50cmぐらいあるジアースとか、新しいものもある反面、古いキットがいろいろあって楽しかった。1/200のデストロイドを使った格納庫のジオラマとか、ガレオンとかコルドバとかパワードスーツとか。当時造ったものを保存してたのかしらん。保存状態いいなあ。

 フルスクラッチのソロン号(しかも通常形態と突撃形態の2種)には、「こんなもん造る人がいるんだなあ」と感心。

 ジェリー・アンダーソン関連では、今さらスカイワンだのインターセプターだのには驚かないが、ドッペルゲンガー号(ガレージキットか?)があったのにはちょっと感激。好きなんだよー、ドッペルゲンガー

 はーい、今挙げたメカの出演作品がすべて言える人はオタクですよー(笑)。

 でっかいヤマトが楽しかった。リモコン操作で、主砲やパルスレーザー砲が動いたり、波動砲が光って発射音がしたりするやつ。リモコンをいじらせてもらえたので、思わず、「全員、耐ショック、耐閃光防御!」と言ってしまう。ヤマトを知らない娘も気に入ったみたい。

 この日の企画は2つ。

 最初は「ボーカロイドが世界を侵蝕する」。これは僕の立てた企画。野尻抱介さん、松浦晋也さん、それにクリプトン・フューチャー・メディア佐々木渉さんを招いて、『初音ミク』発売からこの一年の歩みを振り返り、未来を展望しようというもの。

 佐々木さんからはいろんな話が聞けた。『ミク』のパッケージの梱包は、最初、佐々木さんともう一人の社員が手作業でやっていたというにはびっくり、当然、人気が爆発して注文が殺到してからは、えらいことになったとか。

 あの『アッコにおまかせ』事件の裏側を語っていただいたのも貴重。

 本当はもっとボーカロイド作品を見せたかったんだけど、僕の持参したノートパソコンがフリーズするというトラブルのせいで、予定がだいぶ狂ってしまった。フォローしていただいた野尻さんに感謝。

 野尻さんはニコ動にアップした携帯みくみくクプレイヤーの実物を持ってきていた。と小さいけどちゃんとネギ振るんだよ。僕はこういうスキルがないんで、ほんとにうらやましい。

 ちなみにミクは今年の星雲賞の自由部門を受賞。39回で「ミク」というのも、面白い偶然だなあ。

 もうひとつの企画は「超能力番組を10倍楽しむ本」の出張版。キッズルームでやる子供向けの企画だったはずなのに、集まってきたのは大人ばっかり(^^;)。

FBI超能力捜査官』でのマクモニーグルの経歴紹介「イラン大使館人質事件を解決」のところで爆笑していた人が何人も。

 どうでもいいけど、荷物が多くて帰りは大変でした。同じ大阪府下とはいえ、近くに宿取りゃ良かったなあと反省。