SF&トンデモNIGHT#21「昔のSFを読み直そう!」

山本弘のSF&トンデモNIGHT#21

「昔のSFを読み直そう!」

 最新のSFもいいけれど、昔のSFにもそれなりの良さがある。星雲賞受賞SF作家にしてクラシックSFの愛好家である山本弘が、半世紀以上前のSFの名作の数々を掘り起こし、現在の作品とは違った魅力を熱く語ります。

 1930〜50年代に活躍した、エドモンド・ハミルトンロバート・シェクリイ、C・L・ムーア、マレイ・ラインスターリチャード・マシスンフレドリック・ブラウンなどなど、懐かしい作家を今もう一度読み直し、再評価しようという試み。そして文豪モーパッサンが侵略SFを書いていた?

[出演] 山本弘(SF作家/と学会会長)

[日時] 2013年4月26日(金) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F / Tel. 06-6643-5159)(地図)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円

(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

 前売り券はこちらから。

http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=56393170

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 前にやった「『SFマガジン』を創刊号から読んでみる」は、短編集などに未収録で、今では読めない作品を掘り起こして紹介しようというものだったんですが、今回は今でも読める(でもあまり注目されてない)作品を紹介しようというものです。

 モーパッサンもそうだけど、H・G・ウェルズの短編とかも、今の目で見ても面白かったりするんですよね。先日、久しぶりに「星」を読み返して、「この時代にここまで書いてたのか!?」とあらためて感心したものです。

 昔のSFと言えば、長いこと入手困難だったロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』が、ようやく来月、出るそうです。

 8年ぐらい前からずっと奇想コレクションの近刊予告に載ってたのに、いっこうに出る気配がなく、特に『CLANNAD』アニメ化の時には「なぜこのタイミングで出さない!?」と悔しく思ったもんですが、ついに出版されることになって喜ばしい限りです。まあ、『ビブリア古書堂』が人気の今を逃したら、もうチャンスなさそうですしね。

 この機会に多くの方に読んでいただきたいです。