日本版『アメージング・ストーリーズ』とアメリカSF雑誌の世界

Live Wire 14.2.28(金) なんば紅鶴|山本弘のSF&トンデモNIGHT#31

日本版『アメージング・ストーリーズ』とアメリカSF雑誌の世界

 終戦直後の昭和25年、誠文堂新光社から発売された『怪奇小説叢書 アメージング・ストーリーズ』全7巻をご存知でしょうか?

 日本初の海外SF短編の本格的アンソロジー。そこに掲載された佳作・珍作・怪作の数々を歴史の闇から掘り起こし、楽しく紹介しながら、『アメージング・ストーリーズ』を中心とした1920〜50年代のアメリカのSF雑誌の栄枯盛衰を語ります。海外SFファンは必見!

[出演] 山本弘(SF作家/と学会会長)

[日時] 2014年2月28日(金) 開場・19:00 開始・19:30

[会場] なんば紅鶴(大阪市中央区千日前2-3-9 レジャービル味園2F / Tel. 06-6643-5159)(地図)南海なんば駅より南海通り東へ180m・駐車場有

[料金] 1500円

(店内でのご飲食には別途料金がかかります。入場時に別途ワンドリンクをご購入いただきますのでご了承ください)

前売り券のお求めはこちらへ

http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=70727365

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 日本語版『アメージング・ストーリーズ』、以前から存在は知っていたけど、全貌がなかなか分からなかったんですよね。今回、全7巻の実物を入手したもので、「他の誰も紹介しないのなら僕が紹介するしかない!」と思い立ちました。

 いやあ、頭の痛くなる怪作が多くて(笑)。でも、そういうのも逆に楽しいかなと思います。

 背景を調べてゆくうちに、発見もいろいろありました。日本ではミステリ作家として有名なウィリアム・P・マッギヴァーンですが、実はこの時代、ものすごい数のスペースオペラとファンタジーを書きまくってたというのは、初めて知りました。特にこの日本語版『アメージング・ストーリーズ』に載った作品には、思いがけない事実が……お楽しみに!