『MM9』ドラマ放映決定!

 もうご存知の方も多いでしょうが、『MM9』の実写ドラマ版の放映が決定し、先日、情報が解禁になりました。 公式HP http://www.mmmmmmmmm.jp/ MBS公式HP http://www.mbs.jp/mm9/  今のところMBSのみ、関西ローカルなんですが、評判がよければ他の地域でも放映されると思います。  最初にお断りしておきますが――  ヒメは出ません!(笑)  最初は出す案もあったんだけど、結局はポシャっちゃいました。やっぱ実写では無理みたいです。ま、しょうがないですけど。  だもんで、設定とキャラクターは原作にほぼ準拠していますが、ストーリーはオリジナルです。  今年の1月には撮影現場も見てきました。千代田区無人になった古い庁舎の一室を改造して、気特対本部を作ってるんですが、細かいところまで凝っていて感心しました。  ビルの前には「象」と書かれた車が停まっていました。これは撮影用車両。気特対機動班の車という設定で、中にはパソコンやら観測機材やらがぎっしり詰まっています。  本当は「気象庁」と書いてあるんですが、本物の気象庁の車と間違えられるといけないというので、普段は「気」と「庁」にシールを貼って隠してるんだそうです。    気特対本部のセットはこんな感じ。  僕のイメージではもっと近代的な設備だったんだけど、ドラマ版では何十年も使われてきて老朽化している設定です。写真には写ってませんが、入り口の「気象庁特異生物対策部」の看板がものすごく古ぼけているように作ってあって、いい感じです。  本物の気象庁の施設はもっと新しいのですが、こういう使いこんだ雰囲気もリアリティがあっていいですね。  これもリアリティがあって気に入った箇所。気特対本部の一角、べたべた貼られたお札と、「気象庁」と書かれたダルマ。怪獣災害が防げますようにという祈願の意味があるようです。お札は本物ではなく、美術部の人が作ったらしいです。  このダルマはどういう目標を達成すれば目が入るんですかね。  久里浜部長の部屋の本棚に置いてある本。読みてえ!(笑)  他にも、パソコンのモニターとか書類ファイルとか、「こんなところまで写らないだろ」と思えるところまで、きっちり作ってあります。  これも画面に写るかな? 廊下に貼ってあったポスターです。  本物の気象庁の協力が得られなかったので、こうしたポスターもみんな美術部の人が作ったんだそうです。  部屋の上の方の壁には、終戦直後から現代までに、この世界の日本に出現した歴代の怪獣の名前が貼ってあります(写りが悪くてすみません)。1966年は怪獣の当たり年だったそうで、この年だけやたらに多いです。札の大きさの違いはMMの等級を表わしてるのかな?   じっくり見ると、いろんなお遊びが隠れてます。たとえば1954年に出現した「ザギラ」という怪獣ですが、84年に「ザギラ二世」というのが出て、その後に「コスモザギラ」というのも出てるんですね。他にも77年には「プレシオドン」「ラムホー」という怪獣が出現したそうです。何人が分かるんだ、そんなネタ。  俳優さんたちとのスナップも撮りました。特に藤澤さくら役の石橋杏奈さんがめちゃくちゃかわいい!  原作ではあまり美人じゃないように書いちゃってすみません。この子のために毎週観ようと思います。