『SFマガジン』を創刊号から読んでみる Part 4

山本弘のSF&トンデモNight #13

幻の名作・怪作を発掘! 『SFマガジン』を創刊号から読んでみる Part 4

【出演】山本弘(SF作家/と学会会長)

【時間】 8月31日(金) 開場19:00〜 開演19:30〜(約二時間)

【場所】トークシアターなんば白鯨

大阪市中央区千日前2-3-9 『レジャービル味園』2F

南海なんば駅より南海通り東へ180m

【入場料】前売り?1500- (当日500円up)

 ※飲食代別途

 グレッグ・イーガンテッド・チャンもいいけれど、昔のSFだって面白かった!

 1959年12月に創刊され、すでに半世紀の歴史がある『SFマガジン』。80年代以前のクラシックSFを深く愛する山本弘が、その初期の号の中から、今となっては読めない幻の名作、心温まる佳作、奇想天外な怪作、爆笑の珍作の数々を、主観と偏見でピックアップ。素朴だけれど楽しいクラシックSFの魅力を語り尽くします。

 第四回の今回は151号(1971年10月号)からを紹介します。SFブームは更に盛り上がり、青春期に入った山本弘もリアルタイムで読んだ誌面。初代編集長・福島正実が圧倒的なパワーで牽引してきた時代から、二代目編集長森優に交代。紙面を飾る日本人作家も、半村良荒巻義雄河野典生山野浩一ら第一世代後発組が充実した作品を発表。海外作品もル・グインディレイニーラファティエリスン、シルヴァーバーグなど、ニューウェーブ勢が台頭。そんな時代の変遷にも触れつつ、あえて精選した決してスポットの当たらないマイナーな作家たちの、想像力の競演をお楽しみください。

 チケット販売はこちらから。

http://go-livewire.com/

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 この企画もいよいよ150号台に差しかかりました。

 何が「いよいよ」かというと、158号(1972年4月号)というのが、僕の生まれて初めて買った号だからです。ハーラン・エリスンの「世界の中心で愛を叫んだけもの」が載った号。後年、こんなに有名になるとは思いませんでしたね。

 ここから197 号(1975年4月号)までは、僕が高校時代にリアルタイムで読んで、どっぷりハマってた時期なんで、当時のエピソードなどを交えながら、特に熱く語れると思います。ヤングの「妖精の棲む樹」とか、ハリスンの「異星の十字架」とか、ほんと、名作なんで復刻してほしいです。