『マップス・シェアードワールド2―天翔ける船―』
うわ、気がついたら1月はぜんぜん、このブログ書いてなかった! 娘の入試やら仕事やらでごたごたしてて、つい忘れてました。ごめんなさい。
これが今年最初の記事になります。
GA文庫 680円+税
http://www.amazon.co.jp/dp/479735271X/
2月15日発売。
長谷川裕一『マップス』の世界を舞台にしたシェアードワールド作品集です。 オビに「オレにも書かせろ!」とあるように、本当に『マップス』が好きな作家が集まりました。
【小説】
山本弘「勇者のいない星」
西野かつみ「オノゴロ星奇譚」
友野詳「たった一つの冴えないやり方」
葛西伸哉「星になり損ねた男」
新城カズマ「生者の船」
【マンガ】
あろひろし「アマニさん」
【カバーイラスト・本文扉イラスト】
【口絵イラスト】
僕の短篇「勇者のいない星」は、ゲンが主役。原作の銀河統一会議の直後、地球上での数日間の出来事という設定です。主要キャラクター総登場で、燃えるバトルが展開します。力いっぱい書かせていただきましたよ、ええ。
西野かつみ「オノゴロ星奇譚」 は、辺境の原始惑星を舞台にした、エッチっぽいお話。
友野詳「たった一つの冴えないやり方」 は、伝承族が主役(!)の泣ける系の物語。タイトルの由来になったティプトリーの短篇をうまくアレンジしてます。
葛西伸哉「星になり損ねた男」 は、なんと重装甲機アーマードダイオンが主役! テビレ・アミメの話に出てきたあいつです。 タイトル通り、スターになり損ねて、ドサ回りやってるんですよ、あいつが。
新城カズマ「生者の船」 は、短篇なのにステープルドン並みの壮大なタイム・スケールの年代記。途中まで「どこが『マップス』なんだろう?」と冷や冷やしました(笑)。
笹本祐一「四枚目の星図」 は、原作終了後のゲンとリプミラの冒険談。別の長谷川作品ともリンクしています。
あろひろし「アマニさん」 は、アマニ・オーダックが主役のギャグマンガ。
どれが一番面白いかは、あなたの目でお確かめください。